政治学を学ぶ意義

慶應通信で政治を学んでいる、と言うと、
たまに「へぇー、何のために?何を目指しているの?」と聞かれて戸惑います。

『西洋外交史』のテキストの著者である内山先生はヨーロッパに行かれたとき、
無数の無名戦士の墓標を前にして、
「やはり戦争は二度と起こしてはならない。同じ過ちを犯さないためにも、この平和を保つためにはどうしたら良いのか、外交史から学ばなければならない」と強く思われたそうです。
同じようなことを『世界史の極意』の著者である佐藤優氏も仰っておりました。
学ぶ究極の目的は「戦争をもう起こさないため」であると…

最初に読んだときはそんな大げさな…と思っておりましたが、
学べば学ぶほど、過去にどういう事が起きてそれが現在起こっていることと、
どう類似しているのか否か、考えることの大切さを痛感します。
とにかく、自分がよくわからない間に消費税が上がっていたり、
よくわからない間に個人情報がダダ漏れになっていたり、
よくわからない間に戦争が始まっていたりしたら、それはやっぱりコワいです。
そのためにも政治学を学ぶ意義は十分にあると思うのです。



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Commented by beromaro at 2015-10-26 12:39 x
「何のために?」って聞かれる、ってちょっと意外でした。
政治学って、少なくとも私にとっては興味がある分野なので。

長崎、広島への原爆投下の日を知らない人が多いと先日ニュースになっていたのですが、そういうのも関係があるんですかね〜。
Commented by eminba67mt at 2015-10-26 14:48
beromaroさま
そうなんですよ。意外によく聞かれるんです。

今朝の朝日新聞の天声人語にも「(政治で)したい放題をされて困るのは私たちだ」と書かれていました。
もっと身近なもののはずなんですけどねぇ(しみじみ)
by eminba67mt | 2015-10-26 10:36 | 西洋外交史 | Comments(2)